1、感染症にかかった時、病気によっては強い感染力のため一定の基準に沿ってお休みして頂くようお願い致します。
登園時には「学校感染症に係る登園に関する意見書」が必要です。(園に用紙があります)
2、下記以外の疾患でも、意見書をお願いする場合があります。
3、次のような感染症の病気にかかった場合、病名が分かりましたら園に連絡して下さい。また、これ以外でも入院するような場合はご連絡下さい。
(入院加療の必要だった場合、意見書を提出して頂く事があります。)
1.「学校感染症に係る登園に関する意見書」に記載されている感染症
病名 | 医師が登園可能と判断する目安 | 主な症状 | 潜伏期 |
---|---|---|---|
麻疹(はしか) | 熱が下がった後、3日間を経過し、元気な時 | かぜ症状、高熱、全身に発疹 | 10~12日 |
風疹(3日はしか) | 発疹が消えてから | 発熱、発疹、耳の後ろ、首、脇の下などの腫れ | 10~21日 |
水疱瘡(みずぼうそう) | すべての発疹がかさぶたになってから | 水泡のある発疹が、身体中に次々と出る | 10~21日 |
流行性耳下腺炎 (おたふくかぜ) |
耳下腺、顎下腺、舌下腺の腫脹が発現してから、5日間経過するまで、かつ全身状態が良好になるまで | 発熱、耳下腺が腫れて痛む(片方だけのことのある) | 18~21日 |
百日咳 | 特有の咳がなくなるまで、又は5日間の適性な抗生物質による治療治療終了まで | かぜ症状から始まり、次第にコンコン、ヒューヒューという咳がでる | 7~10日 |
咽頭結膜熱 (プール熱) |
症状がなくなったあと、2日を経過してから | 発熱、のどの痛み、目の充血、めやに、鼻汁 | 3~7日 |
結核 | 主治医の指示により、感染の恐れがないと認められた後 | かぜ症状から始まり、体重減少と疲労感が持続する | 1~2ヶ月 |
インフルエンザ | 発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後3日を経過するまで | 急な高熱、頭痛、関節痛 | 1~3日 |
腸管出血性大腸菌感染症 | 症状が治まり、抗菌薬による治療が終了し48時間をあけて連続2回の検便によって、菌陰性が確認された後 | 血便、腹痛、嘔気、嘔吐、発熱 | 3~10日 |
流行性角結膜炎 (はやり目) |
主治医の指示により、感染のおそれがないと認められた後 | 結膜の充血と腫れ、めやに | 5~14日 |
急性出血性結膜炎 | 主治医の指示により、感染のおそれがないと認められた後 | 結膜の充血と腫れ、めやに、結膜下出血 | 2~3日 |
A群溶血性連鎖球菌咽頭炎 (A群溶連菌感染症) |
抗生剤服用後24~48時間を経過していること | 発熱、のどの痛み、苺の表面のような舌になる | 2~5日 |
感染性胃腸炎 (ノロ、ロタ、アデノウィルス) |
主治医の指示により、感染のおそれがないと認められた後 (普段の食事がとれること) |
嘔吐、下痢、発熱 | 1~7日 |
アデノウィルス咽頭炎 (アデノウィルス感染症) |
症状がなくなったあと、2日を経過してから | 発熱、のどの痛み、目の充血、めやに、鼻汁 | 3~7日 |
髄膜炎菌性髄膜炎 | 主治医の指示により、感染のおそれがないと認められた後 |
2.「学校感染症に係る登園に関する意見書」中の、その他の感染症の例
病名 | 主な症状 | 潜伏期 |
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異型肺炎 (マイコプラズマ肺炎) |
発熱、激しく頑固な咳 | 2~3週間 |
手足口病 | 口の中、手のひら、足の裏、膝の裏、おしりなどに小さな発疹や水泡が出る | 3~6日 |
伝染性膿痂疹 (とびひ) |
虫刺されや小さな傷のあとから発症する。 赤く腫れて水疱ができ、膿をもった水疱からびらんを生じる |
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伝染性紅斑 (リンゴ病) |
かぜ症状に引き続き、鼻を中心として頬に蝶の模様に似た赤い発疹が出る 手足や身体に網目模様の発疹がでる |
4~14日 |
ヘルパンギーナ | 発熱、のどに発疹、水疱、潰瘍ができる | 2~7日 |
突発性発疹 | 3~4日の高熱、熱が下がったと同時に発疹が出る | 7~14日 |
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